戦後の復興期に大人たちが生活の安定を求めて必死になって働いていた頃の1949年(昭和24年)に子どもたちを集めて保育を行っていたのが当園のはじまりです。
1953年(昭和28年)園舎が完成し、教育内容も充実し、地域に根ざした幼児教育は時が経つにしたがって園児が増加したため沖縄市胡屋に分園を設立し、より多くの希望者を受け入れました。この分園が1967年(昭和42年)にコザ聖母幼稚園として分離・独立しました。1980年(昭和55年)、3・4・5歳児を縦割・混合クラスに編成し、モンテッソーリ教育法を導入、1991年(平成3年)、現在地に建て替えし、花や緑に囲まれた恵まれた環境が整備されるとともに、充実した保育に取り組んでいます。
地域に奉仕することを喜びとする人々によって創立された聖母幼稚園は、75年を経た今日でもその精神は受け継がれ、健全な地域づくりの為にも積極的に応じながら地域と共に子どもたちを育て、社会に貢献していく人材を育てています。